マンガ日和
マンガの感想を綴ってます ネタバレ注意
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失恋専門
![]() | 失恋専門 (フラワーコミックスアルファ) (2013/07/10) 尾崎 衣良 商品詳細を見る |
プチコミに慣れてきたのか、前作の短編集よりよかったです。
尾崎さんは、もてない女の子を描くのがお上手ですわ。
女子高生よりも大人が主役のほうがいいです。
少女マンガでよく16年間彼氏がいないからみたいなモテない設定がありますけれど、「普通でしょ」と思ってしまう。
大学を卒業した年齢でまだ彼氏が1度もできた事がないとなると、ちょっと恥ずかしい感じがしますから、モテないが生きますよねえ。
プチコミックへの移動、成功だったと思います。
これからも楽しみ。
★★★
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砂漠でサーモンフィッシング
![]() | 砂漠でサーモン・フィッシング [DVD] (2013/06/08) ユアン・マクレガー、エミリー・ブラント 他 商品詳細を見る |
欧米のラブストーリーは、少女マンガ脳的には胸キュンが足りないのよね。
リアルすぎると言いましょうか。
もっとくさ~いのがいいのよね。
普通でした。
★★★
君は唇から毒を盛る
![]() | 君は唇から毒を盛る (フラワーコミックスアルファ) (2012/10/10) 尾崎 衣良 商品詳細を見る |
尾崎衣良さんの読みきり集。
プチコミックで書くようになったんですね。
尾崎さんのマンガがわたしは好きなんですよね。
この先、連載がドカーンと当たって大ヒットとかないと思いますけど、職人のように恋愛マンガをずっと描いて欲しいなあって思います。
絵も上手じゃないし、お話も「えっ??」ってときもあるんですけど、ひとつのお話の中に必ずキュンとする言葉とかはっとする場面があって、「そういうこと思うよね~」と共感するんですよね。
夢物語じゃない恋愛の小さな気持ちを描かせたら、尾崎さんはとってもうまい。
お子さんが生まれたようですから、量産できないかもしれませんけど、がんばってほしいです。
7月に新刊出てましたわ。
★★★
海月と私
![]() | 海月と私(1) (アフタヌーンKC) (2013/08/07) 麻生 みこと 商品詳細を見る |
麻生さんの新作出てました!
やっぱり、麻生さんの世界観が好き。
天才だなあ。
民宿を舞台にしてます。
お決まりの人情もののようで、違うんですよね。
麻生テイストでありきたりのようでないようなものになる。
ドラマ化されそうな気がしますよ。
★★★★
殺人の追憶
![]() | 殺人の追憶 [DVD] (2006/06/23) ソン・ガンホ、キム・サンギョン 他 商品詳細を見る |
ユチョンが映画に初出演することが決まりまして、似たスタッフが作った映画なので観てみました。
いやあ、ブルーになる映画ですわ。
わたくしみたいな少女マンガ脳の人間には、非常に辛いものがあります。
少女マンガ脳を満足させるような映画は、傑作ではございませんので、こういう類の映画はきっと玄人受けして評価が高い人はとても高いんでしょうね。
性犯罪を扱ってますので、よけいに女子には辛かったです。
男の人の映画ですわ。
★★★
これは恋です 9
![]() | これは恋です 9 (りぼんマスコットコミックス クッキー) (2013/08/09) 遊知 やよみ 商品詳細を見る |
最後はよかったです。
うるっと来ました。
が、長い道のりだったわ。
くだらないかけあいが多すぎて途中で断念しそうになったわ。
最終巻も体のバランスがおかしすぎてびっくりするコマが多数あったし、この人こんなに絵が下手だったっけ??と思いましたけど、最後はベテラン作家のお仕事でした。
先生と生徒もの設定好きとしたしましては、綾ちゃんのまじめさがよかったんですよ。
だけど、伽羅がねえ。
いまいち綾ちゃんが好きになるほどに子に思えなかったわ。
恋に理由なんてないわけですけど、ちょっと物足りなかったわ。
★★★
高校デビュー 15 遠恋編
![]() | 高校デビュー 15 -遠恋編- (マーガレットコミックス) (2013/07/25) 河原 和音 商品詳細を見る |
既読のものでしたが、やっぱりおもしろかったです。
晴菜のまっすぐな好き!がまぶしいですわ。
ヨウも表現が下手だけど大好きが伝わるところもいいんですよね。
キャラ勝ちマンガ。
いつまでも読んでいたいです。
★★★
ライフ・オブ・パイ/虎と漂流した227日
![]() | ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日 [DVD] (2013/06/05) スラージ・シャルマ、イルファン・カーン 他 商品詳細を見る |
映画ってすごいなあ。
これに原作本があるのか知らないんですけれど、あったとして、本を読みながら自分の脳内で描かれているものを映像化したような感覚がしました。
ほとんど男の子と虎の漂流ですけど、飽きなかったです。
映画館で大画面で見たかった。
これをどうやって撮ったんだろう。
そういうことも気になる。
映画の楽しさが満載でした。
おもしろかった。
★★★★
春巡る 1
![]() | 春巡る 1 (マーガレットコミックス) (2013/07/25) 小畑 友紀 商品詳細を見る |
小畑さんの新作です。
「僕等がいた」のあともう描かないんじゃないかなどと思ってましたけど、早くにしかもクッキーに1話が載ったときはびっくりしたものです。
またしんみりした話だなあと思いながらも。
上手いですよねえ。
才能がある方だなあと思いますわ。
1話目以外は初読みで、読みながら「ああ、この人は大切な人を亡くして死に向き合った人だなあ」と思ったんですよね。
そしたら、やはり巻末にお母様を癌で亡くしたとありました。
「僕等がいた」の連載の不安定さは、やはりそういうことだったのかと納得しました。
「春巡る」1冊の中に今までとは違う小畑さんのマンガへの本気みたいなのを感じたので、おそらく名作になるでしょう。
★★★★
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