マンガ日和
マンガの感想を綴ってます ネタバレ注意
そろえてちょうだい 1
![]() | そろえてちょうだい? 1 (Feelコミックス) (2010/07/08) いくえみ 綾 商品詳細を見る |
一応いくえみファンとして、チェックはしてみました。
いかんせん動物を愛でる気持ちが全くないので、猫のかわいさが全くわからないのでした。
猫好きのしては、たまらないんだろうなあ。
勝手な思い込みですが、いくえみさんは、猫の世話をして見送ってという生活から、生と死とを残されるものの気持ちを心に突き刺さるような表現で創造できるようになったんだろうなあと思っています。
だから、いくえみマンガにとっては、猫は必需品なんでしょう。
★★
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らせつの花 8~9
![]() | らせつの花 8 (花とゆめコミックス) (2010/03/19) 潮見 知佳 商品詳細を見る |
話をほとんど覚えていないのに突然8巻から読み始めたのがいけなかったのか、全然話に入り込めなかった。
悪霊退散!みたいな話が好きじゃないだけかもしれない。
多分ね、ここに出てくる人たちがとても好きだったりしたら、最後のほうなんて感動的だと思いますよ。
泣いちゃうような展開です。
だけど、好きじゃないとこんなにも他人事なんだなと改めてわかりましたね。
死んでしまった人の気持ちを受け継いでいくことこそが、供養みたいなことが言いたかったんだと思います。
想いが通じなくても、ただ想っていればいいじゃないかと。
「魂のゆくえ」というようなテーマだと、わたしにはやっぱり「潔く柔く」なわけで、ありえない話の中では感動できなかった。
★★
コイバナ~恋せよ花火 9
![]() | コイバナ!恋せよ花火 9 (マーガレットコミックス) (2010/09/24) ななじ 眺 商品詳細を見る |
これも楽しみにしてました。
誓様~、なんで雪音の家に入っちゃうの!!
とかね、いろいろ楽しい。
キスの練習のときにね、「テクはつかうなと」とかね。
どんだけ慣れた高校生男子なの~!!
さすが誓様。
「オレを他の男と一緒にするな」とかね。
このゆるぎないオレ様っぷりがいいんですよねえ。
全キャラが揺るがない、そのキャラ設定が生きたマンガですよねえ。
ああ、楽しかった。
次巻で完結のようです。
現在発売中のマーガレットに最終話が載ってました。
満足です。
もうちょっと見ていたいけど、ここらで終っておくほうがおもしろいまま終れていいですよ。
早く10巻も読みたいなあ。
★★★★
椿ちゃんの悩みごと
![]() | 椿ちゃんの悩みごと (Betsucomiフラワーコミックス) (2010/09/24) 八寿子 商品詳細を見る |
わたしの楽しみな新刊ラッシュです。
八寿子さん2冊同時刊行。
とりあえず、こっちを先に購入。
今までの八寿子さん作品の中で一番好きですよ。
奥手の男の子がいい。
メールすらあまり打てないっていう昭和な男っぷりが好みです。
ほんわかかわいいふたりの日常を視点を変えて読ませる構成もいい。
八寿子さんは、描く度に進化してきていますね。
ベツコミ10月号に載っていた読みきりも年の差でよかったですよ~。
長期連載につながるマンガをいつか生み出せることを楽しみにしてます。
★★★★
潔く柔く 13
![]() | 潔く柔く 13 (マーガレットコミックス) (2010/09/24) いくえみ 綾 商品詳細を見る |
表紙は、禄とカンナ。
これ、クッキーの表紙に使われていたときからスキでした。
禄に抱っこされてるカンナの幸せそうな顔がいいんです。
雑誌はあっさり捨ててしまうので、うれしいです。
で、ついに完結です。
「ま いいんだろうな」と言ってカンナを抱きしめる禄。
照れた顔で「ずーっと一緒にいたいくらい好きだけどね」と言う禄。
ラブです。
禄が幸せになれて本当に良かった。
百加の話もいいんです。
自分はと言えば
ランニングマシンの上をひたすら走っているみたいで距離をかせいでも
いつまでたっても景色は変わらない
これは、胸に突き刺さります。
たいていの読者は百加だと思うので、番外編でも百加が幸せになれる話があってよかった。
百加が救われないままだと、読者も救われなかった。
付き合おうをぶっ飛ばして「結婚しよう」になるところが古屋らしくていい。
古屋もいい男だったなあ。
どうにもこうにも、わたしはやっぱりいくえみさんの描く男の子が大好きなのですよ。
全13巻に登場するメインキャラはみんな好きでした。
新連載もすでに大プッシュです!
★★★★★
クッキー11月号 プリンシパル
![]() | Cookie (クッキー) 2010年 11月号 [雑誌] (2010/09/25) 不明 商品詳細を見る |
いくえみ綾、新連載です。
一話目でハートを打ち抜かれました。
今回も男の子がやばい。
表紙にもなっている和央。
この子がねえ、病弱設定なんです!
ああやばいわ。もう。
友達の弦もこれも逆のタイプでまたいい!
嫌な女の子役なんであろう晴歌もいるし、これは4画関係かな。
舞台はすでに揃った感あり。
マンガ家講座で起承転結の起を一番大切にしているとおっしゃっているとおり、もうがっちりと食いつきましたよ、わたしはね。
落ちてしまったら、仕方ありません。
お母さんの手紙というか日記がどういう風に効いてくるのかも楽しみだ。
欲を言うならば、こういうのを別マで連載してほしかった。
NARUTO 49~51
![]() | NARUTO―ナルト― 51 (ジャンプコミックス) (2010/04/30) 岸本 斉史 商品詳細を見る |
48巻だったかな?NARUTOのお父さんが四代目火影だったことがわかったところが、わたしの中のクライマックスでした。
あと、イタチが死んだところね。
49巻からのサスケの落ちっぷりというか、忍者の世界がどうのこうのとか、マダラとかそういうのがもうどうでもよくてねえ。
なかなか辛いです。
サクラちゃんの告白もなんかしらけちゃったし。
なんか難しいですよね、NARUTO。
小学2年生の息子が読んでますけれど、わかるのかしら?
もうちょっとわかりやすい表現のしかたをしてほしいなあ。
51巻の最後のカカシはやっぱりかっこよかった。
★★★
こどものおもちゃ 全10巻
![]() | こどものおもちゃ 1 (りぼんマスコットコミックス (791)) (1995/04/14) 小花 美穂 商品詳細を見る |
今さらなんですが、初めて読みました。
なんせ、これの連載時、わたしはもう成人でして、しかも20歳なんて私生活が忙しくて忙しくて好きなマンガしか読んでなかったし、これからの人生を考えるのに忙しくて、子ども時代を振り返ってなどいられない時期なのでした。
で、現在になって一回りして、親になったから読める気分になったなと思います。
これは、正しい「りぼんマンガ」ですね。
小中学生が読んでいろいろと考えることができるんじゃないでしょうか。
沙南が憧れの芸能人で性格もよくて、だけど普通の子どもが想像もしない過去がある。
普通の子どもでも、思春期に考えるような不安や悩みを、特殊な状況にある沙南を使って、特殊だからこそよりリアルに共感できるように描かれているのに感心いたしました。
これは、確かに名作です。
最初のおとぼけ展開が、まさか終盤こんなにシリアスになっていくとは、想像もつきませんでした。
クッキーにその後の二人が描かれているみたいですね。
どんな大人になっているか気になるところです。
★★★★
先生だってお年頃
![]() | 先生だってお年ごろ (フラワーコミックス) (2009/06/26) 紺野 りさ 商品詳細を見る |
う~ん、惜しい感じです。
一応3回連載。
先生と生徒好きとしては、この題名はチェックしておくか・・・という感じで読みました。
が、教育実習生と高校生なので、その年の差3歳。
微妙だな。
プラス突然同居。
2話目までは、わりと順調にふたりのキョリを縮めて楽しく展開していたのに、最終話で突如破綻。
いきなりの展開で興ざめですねえ。
もう何話かある予定だったのか?
あと一話でも余分にあれば、こんなに急展開しないですんだのかもしれません。
二つ収録されてた短編もなかなかおもしろかったですよ。
まあ、これからな作家さんでしょうね。
応援します。
★★★
ソラログ 4
![]() | ソラログ 4 (Betsucomiフラワーコミックス) (2010/06/25) みつき かこ 商品詳細を見る |
完結です。
どうにもこうにも、登場人物全てがスキになれないない作品だったなあ、これは。
最後にして、幼い頃の事件?が明かされても、「ふ~ん」ぐらいにしか思えない。
登場人物に愛着がもてないと、こうもダメなんだなと思い知らされました。
特にこういう作品はね、マンガとして素晴らしいとかそういう類のものではないですから、好みの問題ですね。
わたしは、好きじゃない。
看護学校で海外の学校と提携してるってあるのかね?
海外ってどこ?
どこならあるの?
そこが最後にひっかかってしょうがなかった。
看護士という夢なんてどうでもいいの、あなたといっしょがいいみたいなほうがよかったなあ。
具体的な説明をされるほうが、しらける。
だってさ、二人の共通点は星なんだから、急にリアルな職業を出す必要なかったんじゃないの。
星博士でいいじゃないか。
★★
図書館戦争 LOVE&WAR 6
![]() | 図書館戦争LOVE&WAR 6 (花とゆめCOMICS) (2010/09/03) 弓 きいろ有川 浩 商品詳細を見る |
6巻は、わりとアレンジされたお話で楽しかったです。
漫画の図書館戦争として、確立されたなと思いました。
バレンタインの話は、別冊図書館戦争のアレンジだと思いますが、郁の手からチョコをパクっと食べちゃう堂上教官に萌えましたね。
あと、特別編の温泉もね、「教官、いい体ですね」てうふふふ。
さりげなく郁の仕事を手伝ったり、心配した顔の教官にやられました。
また図書館戦争を読みたくなってしまいます。
図書館革命までやってほしいなあ。
★★★
バニティリーグ 3
![]() | バニティ・リーグ 3 (白泉社レディースコミックス) (2010/09/03) 宮川 匡代 商品詳細を見る |
だんだん往年の宮川節になってきましたね。
色々とドロドロ。
ジョージの亡くなった奥さんの姉妹とか、すごく嫌な感じにからんできそう。
こういうの昔から多用するよねえ。
それがスキで読むからいいんだけど。
暇なときにサラッと読むのには、いいですよ。
★★★
隣のあたし 5
![]() | 隣のあたし(5) (講談社コミックスフレンド B) (2010/08/11) 南波 あつこ 商品詳細を見る |
京ちゃんと三宅くんの違いは、髪の色と髪型のみ。
もうちょっと顔の中がはっきりと描き分けできるとなおいいのになあ。
京ちゃんは、要するに取られそうになってあせってるっていうわけですね。
そんなんじゃ、三宅くんに負けるでしょう。
三宅君のまっすぐな気持ちに一票。
ぐらぐらゆれる京ちゃんは、どんどん減点。
★★★
ちはやふる 10
![]() | ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス) (2010/09/13) 末次 由紀 商品詳細を見る |
巻末に101首で終るというプランがあるわけではないとありました。
プランがなかったとしても、結果的にそうなったら、それはそれで神技ですごいんじゃないですかね。
目指してほしいものです。
試合にはね、ちょっと飽きてきちゃったところもあり。
ラブが一向に進まない上にどんどん新キャラがでてきてしまって、さらにラブが遠のいていく・・・・・。
太一は、かわいそうなぐらいに千早から男認識されていない。
「お前の萌えポイントがわからない」とありましたが、ほんとに百人一首を通してしか人もみれないんだねえ。
太一A級になってがんばれ!
新のお願いは何かしら?
東京の大学に行きたいとかそういうのだったらいいなあ。
★★★★
会長はメイド様 11
![]() | 会長はメイド様! 11 (花とゆめCOMICS) (2010/08/05) 藤原 ヒロ 商品詳細を見る |
番外編を無理やり押し込んで11巻発売です。
ファンの人はいいでしょうけれど、そこまでではないと、番外編はどうでもいい。
要するに、身分差というか貧富差ものになっていくわけで、そこはわたしの好きな展開です。
ただ、どうでもいいことが多すぎる!
そこが、これのよさでもあるんでしょうけれど、わたしには受け付けられない部分でもあります。
★★★
そこをなんとか 4
![]() | そこをなんとか 4 (花とゆめCOMICSスペシャル) (2010/09/03) 麻生 みこと 商品詳細を見る |
このゆる~くラブが進展していく感じがもどかしい。
っていうか、結婚まで考えるふたりだったとは、思わなかった。
そんな熱い感情があったとは!
これもおもしろいですけれど、やっぱり断然好きなのは、「路地恋花」です。
★★★
別冊マーガレット 10月号
![]() | 別冊 マーガレット 2010年 10月号 [雑誌] (2010/09/13) 不明 商品詳細を見る |
一年とは、なんて早いんでしょう。
もう10月号なんて!
君に届け映画化祭りでございます。
「君に届け」
矢野チンとちずの出会い編。
君に届けは主役のふたりだけでなく、脇の面々もいいキャラなのでこういうのも出てくるのはしょうがない。
こういう細かいエピソードも全部拾っていくのかな。
風早くんのおうちがどんななのか早く知りたい。
「虎と狼」
オオカミかっこいいよねえ。
なんで、みんな虎派なんだ。
前門の虎、後門の狼、これこそがこのマンガの大テーマ?
おもしろいですね。
「拝啓、伊達政宗様」
なかなか別マでは見かけないタイプで、楽しいくなりそうではありますが、すでにネタ切れの感じもします。
付き合っている二人をおもしろくつないでいくのは、難しいことですからね。
あまり長く続かない方がいいでしょう。
「360℃マテリアル」
う~む。いつまでたっても普通。
「紅色HERO」
裕信が大丈夫そうな描写があって、安心しました。
試合は、どうでもいい。
矢部商業のことなんて、もっとどうでもいい。
「ストロボ・エッジ」
番外編でその後。
別に番外編ってしなくても、よかったんじゃないか??
もっと早めにくっつけて、こんな風なふたりの高校生活を描いて欲しかったですねえ。
キスシーンがよかった。
蓮くんにも性欲があるようで、安心(←気になってたんです笑)
「ヒロイン失格」
友達の中島といい当て馬弘光といい、こういう本当のことを見抜くするどい目を持つつっこみがいると、物語がしまりますよね。
安藤さんへの弘光のつっこみは、すっきりしたなあ。
高校生の頃って、気がついていないけど偽善の塊だったりするんです。
「夢見る太陽」
大家さ~ん。
かっこいいよ~。
先月号は・・・でしたが、盛り返してます。
そうなのよ、結局大家さんががんばってくれないとおもしろくないのよ。
大家さんと朝陽が兄弟で、朝陽と愛美も姉弟で・・・・大家さん父、どんな奴なんだ!
「年が離れてるなんて、なんの障害にもならないよ」ってもうこの年の差好き殺しのセリフ!
ごちそうさまでした。
「好きって言わせる方法」
あんまり長期連載ならないことを願ってます。
めずらしく新人さんの作品が二つ。
まあまあだったけど、最近の傾向なのかな?ちょくちょくギャグっぽい要素を入れて、ラブコメっぽく仕上げるのが。
アルコさんとか高野苺さんとかに似たスタイル。
誰かに似てるなっていう印象を持たれるようじゃ、まだまだかなと。
もっと飛びぬけたすごさを持った人に出てきて欲しい。
今月は、「青空エール」と「少年少女学級団」がお休みなのが非常に残念です。
別マも一時新人は控えめだったのが、最近は新人にチャンスを与えてますねえ。
来月も新人作品多いみたいです。
個人的には、新人はもっと腕を磨いてから登場してもらいたいですね。
さあ、秘密をはじめよう 5
![]() | さあ 秘密をはじめよう 5 (フラワーコミックスアルファ) (2010/09/10) 一井 かずみ 商品詳細を見る |
もう5巻か。
結構きましたね。
今回は、加藤さんの元カノのことでウジウジ悩むの巻。
ちょっと長く悩みすぎな気もしますし、絵も荒れてきたなという印象が残りますが、結論としては、好きです。
加藤さんとつりあう自分になりたいってのはいいんだけど、そんなに仕事をがんばんなきゃだめかね。
そこが疑問。
「結婚しよう」と加藤さんは言いましたが、真依は結婚ってことはあんまり意識していないみたい。
普通の女の子の思考だと、早く辞めて加藤さんを妻としてサポートしたいって思うんじゃないかな。
もっとキャリアアップしたいみたいな方向へいってるのが、真依の考えることが今一理解しずらい。
「結婚しよう」と言われたあと、「結婚」ということのほうに意識を向けた方がもっとよかったかも。
まあ、それは、話を長くさせるためには、まだ悩むには早いってことなのかな。
とにもかくにも、結論は、気に入ってます。
加藤さんが真依だけにみせる顔とか言葉が好きなんですねえ。
★★★★
路地恋花 1~2
![]() | 路地恋花(2) (アフタヌーンKC) (2010/09/07) 麻生 みこと 商品詳細を見る |
随分と前に一巻は読んであったのですが、おもしろいんだけど、なんとなく感想がかけなかったのです。
が、2巻になって、おもしろさが増してます。
エンジンが温まってきた感じ。
麻生さんのほかのマンガは恋に関しては、わりと薄味というか恋じゃない部分にもかなりスポットが当たっていて、おもしろいんだけど足りないと思っていましたが、このマンガは麻生節の恋愛を十分に堪能できます。
京都のいろいろな作家が住む長屋が舞台のオムニバスなんですが、人物の繋げ方がさすがなんです。
オムニバスの醍醐味、ここにあり。
長屋ですから、去る人あれば来る人あり。
その移り変わりも含めて、構成に唸ります。
うまいなあ。
なんでも差が好きなわたしは、1巻の元作家とロリータ不登校児高校生のその後が2巻にあってうれしく思い、しかもその後がとてもよかったです。
2巻で2話連続で登場した、ガラス作家と万華鏡作家のふたりのお話もステキだったなあ。
男女の組み合わせの妙を楽しみました。
おすすめです。
★★★★
HER
![]() | HER (Feelコミックス) (2010/07/08) ヤマシタ トモコ 商品詳細を見る |
こういう女の本性というのか本音みたいなものは、好きです。
「女の人って醜いよなあ」と男の子がつぶやくシーンがありましたが、これを読んだら男の人たちは、そう思うのかもしれない。
だけど、それが、事実ですという感じですね。
わたしは、特に1話目の女の子に親近感を覚えました。
おまけのショートマンガが特に。
20歳の頃「坊主に近いベリーショートで迷走してた」という部分。
ああ、わたしもだわあ。
モテたいのに非モテへとどんどん突き進んでいってしまう、若き頃の自分を思い出しましたよ。
大人が読むとおもしろいでしょう。
★★★
キララの星 1
![]() | キララの星(1) (講談社コミックスフレンド B) (2010/07/13) 森永 あい 商品詳細を見る |
森永さんの新作。
今回も不思議なテンションです。
芸能界ものなので、まだどう化けるのかわからない。
ただ、男の子がちゃんとかっこいいだけで、満足。
ちょっと古臭い感じもしなくもない、目の描き方が絶妙。
ドタバタやりながら、ちゃんと胸キュンさせてくれたらいいなあ。
★★★
秘密 8
![]() | 秘密(トップ・シークレット) 8 (ジェッツコミックス) (2010/07/29) 清水 玲子 商品詳細を見る |
一つの話が、この1冊で完結していて、よかったです。
読み応えはありましたよ。
もうぐいぐいと引き込まれる。
最高のミステリーじゃないですか。
オチもしっかりあって、素晴らしいです。
このままずーっとこんな感じで事件を解決していってほしいですけど、それだけでは終らない、次の展開が用意されてるんでしょう。
そんな前フリを感じました。
どこへたどり着くのかな。
★★★★
岳 12
![]() | 岳 みんなの山 12 (ビッグコミックス) (2010/06/30) 石塚 真一 商品詳細を見る |
早く終われば良いのに・・・などと思っていましたが、気持ちが変わりました。
このままずっと続けば良いのに・・・と。
美味しんぼのような?もので、永遠に続いていて欲しい。
登場する人物たちみんなに愛着がわいてきています。
こうなったらこれはもう、大成功ですね。
★★★
シュガーズ 4
![]() | シュガーズ 4 (マーガレットコミックス) (2010/06/25) やまもり 三香 商品詳細を見る |
これは、レンタルで読んでいるので、3巻までが手元にくて、確認できないのが辛い。
というか、どんなマンガでも、一応続きになっていれば、「ああ、あの子ね」と思い出せるのだけど、おそらく前に出てきたんであろう登場人物たちを全く思い出せなかった。
最後の相関図を見ても、全く思い出せなかった。
だから、ひとついろんな人が登場する話があったのだけど、おもしろくなかったなあ。
3巻ぐらいに結構おもしろいなと思ったはずなのに・・・・。
4巻で印象に残っている女の子は、日に焼けてそばかすがあるショートカットの女の子かな。
あの子の風貌は、独特でいいと思いますよ。
どれも、かわいい話ではあるけれど、それ以上になれていないなあ。
寝る前の1冊には程よいです。
★★★
シュガー・キス
![]() | シュガー・キス (Betsucomiフラワーコミックス) (2010/04/26) 三つ葉 優雨 商品詳細を見る |
ベツコミもなかなか競争が激しくて、連載を持たせてもらえる人はごくごく一部なんですよね。
尾崎衣良さんとかこの三つ葉さんとか、タアモさんもそうだったけど、短編集はたくさん出してもらえても、連載はさせてもらえない。
大変ですねえ。
まあ確かに、今ひとつパンチが足りないというか、個性に欠けるかもしれませんが。
こういう短編集は、寝る前の一冊として、最適です。
すごくいいってわけでもないけれど、ちょっとだけ胸キュンして、いい気分で寝られます。
感想といえば、それぐらい・・・・・。
だから、連載もてないんだね。
よくもないけど、悪くもない。
★★★
宇宙兄弟 10
![]() | 宇宙兄弟(10) (モーニングKC) (2010/06/23) 小山 宙哉 商品詳細を見る |
青年もので数少ない楽しみなマンガ。
ムッタがいいんだよ、やっぱりね。
10巻は、次のステージへの序章という感じでした。
新しい登場人物たちの紹介。
同期たちの周辺のこと、詳しい人物像。
それを踏まえて、次巻から新しい問題へムッタが向っていくんでしょう。
ムッタ、もしかして宇宙へ行けないかのかな?
夢が叶わないってのもありだよね。
★★★
天空聖龍イノセントドラゴン 8
![]() | 天空聖龍 8―イノセント・ドラゴン (花とゆめCOMICS) (2010/09/03) 山口 美由紀 商品詳細を見る |
とりあえず、泣きました。
切ないんです。
ナムカを殺せというお告げに苦しむカナン。
もしかしたら、今この場面が一番の見せ場なのかもしれないですね。
ナムカの体もどうなってしまうかわからないし、カナンも天龍の魂が間違えて人間に宿ってしまったって、それってどうなってしまうのか、よくわからない。
まだまだわからないことだらけで、この先どうなるのか全くわかりませんが、最後は、ナムカとカナンで幸せに暮らしていることを願うばかりです。
あ、サニンは、わたしはどうでもいいんですねえ。
かわいそうな人ですけど、なんせ黒髪好きなんで笑
最後、カナンは裸っぽいですけど、サニンと・・・・・なの???
★★★★
お嫁にいけない! 2
![]() | お嫁にいけない! 2 (花とゆめCOMICS) (2010/07/16) 藤原 規代 商品詳細を見る |
逆年の差で、今、一番おもしろいですね。
あんまりないけどさ。
女の方が無自覚なのが、いいんですね。
年上は、子どもだと思っていて無自覚なんだけど、実は好きっていうのが、年の差の醍醐味なんです。
それが、余すところなく描かれています。
そこに同僚の大人の男が割り込んできてね、でも、年下の男の子の前のほうが本当の自分を出せるというのもたまらない。
おのおのに本当なら見合った異性が近くにいるところもばっちり。
大好きな展開で、満足です。
★★★★
L DK 4
![]() | L DK(4) (講談社コミックスフレンド B) (2010/07/13) 渡辺 あゆ 商品詳細を見る |
いい感じです。
盛り上ってます。
柊聖のツンデレっぷりがたまらない。
誰もが認めるイケメンに加えて、それをギャグにできるユーモアセンス。
こりゃ、無敵ですな。
簡単にブラのホックをはずしちゃったりしてね、「どこで覚えたの~」とおばちゃんは思いますけれど笑(浴衣同様これも絵理か?)、そんな手馴れた感じもいいんです。
最後に柊聖が寸前キスで「やべっ」とつぶやいてますが、同時にわたしも「やべえのは、こっちだよ」(おもしろいってことです)とつぶやきました。
続きも楽しみだ。
駄々漏れなんだけど、はっきり表明しない男の子が、楽しいなやっぱり。
「コイバナ」の誓か、柊聖か、ツンデレバンザイです。
★★★★
Dの魔王 3
![]() | Dの魔王 3 (ビッグコミックス) (2010/07/30) 柳 広司霜月 かよ子 商品詳細を見る |
完結のようです。
なかなか読み応えがありました。
スパイものって、やっぱり題材としておもしろいですね。
霜月さんの描く男の人が好きなので、このほぼ男しか出てこないマンガがとても楽しかった。
みんな切ないんですよ。
小説も読んでみたくなりました。
★★★