マンガ日和
マンガの感想を綴ってます ネタバレ注意
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IS 12~17
![]() | IS(17) <完> (講談社コミックスキス) (2009/10/13) 六花 チヨ 商品詳細を見る |
とっくの昔に完結してました。
立ち読みしていたので、最後までだいたいの内容はわかっていたんですが、まとめて読むと、ずしりときますね。
ISをテーマによくここまでまとめたなあと感心します。
ISを世間に広めた功労は大きいと思います。
17巻まで続けて、バットエンドではがっかりなので、うまいハッピーエンドでした。
こうするしかほかない。
他の終り方は、考えられないです。
図書館に置いてもいいマンガです。
世の中こんなマンガばっかりもおもしろみがないけど。
★★★
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IS 1~11
![]() | IS 11―男でも女でもない性 (11) (講談社コミックスキス) (2008/02/13) 六花 チヨ 商品詳細を見る |
とてもとても重いテーマです。
インターセクシュアルという、男でも女でもない性。
その偏見と戦い、自分が男になるべきが女になるべきが悩む春の姿は、とても心打たれます。
どうするのが一番いいのかなんてことは、誰にも分からず。
春は自分で選ぶ権利をもらえたけれど、もしかしたら親が勝手に決めてあげたほうがよかったのかもしれない。
正解はどこにもないし、わからない。
だから、最後をどこに持っていくのかなと心配になります。
どうしたらいいかわからないから。
ISというものがあるということを広く知ってもらうということが一番だでしょうが、ISを通して様々な偏見のことや愛の形について考えることができます。
子どもたちにぜひ読んで欲しいなと思うマンガです。
作中に出てくる街が名古屋のテレビ塔のある栄っぽいなあと思っていたら、六花さんは三重県在住だそうで、電車で2時間かけてやってくる場所に納得したのでした。
★★★★
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