マンガ日和
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こどものおもちゃ 全10巻
![]() | こどものおもちゃ 1 (りぼんマスコットコミックス (791)) (1995/04/14) 小花 美穂 商品詳細を見る |
今さらなんですが、初めて読みました。
なんせ、これの連載時、わたしはもう成人でして、しかも20歳なんて私生活が忙しくて忙しくて好きなマンガしか読んでなかったし、これからの人生を考えるのに忙しくて、子ども時代を振り返ってなどいられない時期なのでした。
で、現在になって一回りして、親になったから読める気分になったなと思います。
これは、正しい「りぼんマンガ」ですね。
小中学生が読んでいろいろと考えることができるんじゃないでしょうか。
沙南が憧れの芸能人で性格もよくて、だけど普通の子どもが想像もしない過去がある。
普通の子どもでも、思春期に考えるような不安や悩みを、特殊な状況にある沙南を使って、特殊だからこそよりリアルに共感できるように描かれているのに感心いたしました。
これは、確かに名作です。
最初のおとぼけ展開が、まさか終盤こんなにシリアスになっていくとは、想像もつきませんでした。
クッキーにその後の二人が描かれているみたいですね。
どんな大人になっているか気になるところです。
★★★★
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パートナー 全3巻
![]() | パートナー (1) (りぼんマスコットコミックス (1200)) (2000/04) 小花 美穂 商品詳細を見る |
「Honey bitter」がおもしろいので、「こどものおもちゃ」も読んでみるかとパラッとめくったんですが、絵と雰囲気がザ・りぼんすぎて、おばちゃんは尻込みしてしまいました。
こっちのほうがまだ大丈夫そうだなと。
絵は、ザ・リボンですけれど、ストーリーは大人も十分楽しめる話でした。
「BANANA FISH」ばりです。(そこまですごくはないけど)
これを読んで「Honey bitter」に納得がいきましたね。
こういうのが好きなんだなって。
普通の好きだの嫌いだのじゃなくて、ミステリーっぽいのがお得意なんだなって。
だから、絵がね、迫力がないのが残念ですけれど。
これで、もっと男っぽい絵だったら、最高でしたね。
「こどものおもちゃ」もチャレンジするかな。
★★★
Honey Bitter 1~6
![]() | Honey Bitter 1 (りぼんマスコットコミックス クッキー) (2004/06/15) 小花 美穂 商品詳細を見る |
りぼんを通ってこなかったので、この方の有名な「こどものおもちゃ」も読んだことがありません。
クッキーの連載をチラッとみたことがあったんですが、絵がリぼんっぽいのがどうだろう。
水沢めぐみ作品で失敗してるし、そもそも設定が超能力だし、と期待せずに読んだのですが、これがなかなかおもしろかったです。
でっかい事件すぎて、ツッコミどころもある巻もありますが、そういうことを忘れさせてくれる力がある。
読後感がいいですねえ。
三角関係が気になるけど。
ずーっと続いても楽しく読めそうです。
★★★
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