マンガ日和
マンガの感想を綴ってます ネタバレ注意
ナンバーガール
![]() | ナンバーガール (講談社コミックスフレンド B) (2011/10/13) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
読みきり集。
桜井さんの描く高校生たちにいつでも全く共感できないんだけど、なぜかちゃんとチェックして読んでしまうのよね。
空気が切な気なのが好きなんだな。
苦しそうで、生きづらそうな主人公たち。
自分には、全くないところが逆にきになるのかも。
最後のお話の「うわきできなかった~」という男の子がよかった。
誰かの彼氏が好きっていうことは、山ほどあるだろうものね。
同じ趣味で気があっていても、彼女にはなれない。
友だち止まりなのよね。
着眼点がいいお話でした。
★★★
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trip
![]() | trip (講談社コミックスフレンド B) (2011/05/13) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
桜井さんは、痛痛しい男がほんと好きだなあ。
わたしは、心身ともに健康な爽やかな男の子が好きなので、いまいち共感できず。
1冊も使うほどの内容じゃなかったですねえ。
絵が大きいからのなせるわざ。
短編にまとめてほしかったです。
次こそは、痛痛しい男から卒業して欲しい。
★★
17 5
![]() | 17[じゅうなな](5) <完> (講談社コミックスフレンド) (2010/05/13) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
完結しました。
最初の高校生活最後の一年のお話というのをきっちり守っての完結。
高校3年生というのは、どんな子もどんな状況でも、確かに人生の中で一番長いようであっという間でたくさん考えて悩んで、楽しくて悲しい一年間ですよ。
濃密な時間がよく描かれていたんじゃないでしょうか。
これからの遠距離も読みたい気もしました。
★★★
17 4
![]() | 17(じゅうなな) 4 (講談社コミックスフレンド) (2009/12/11) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
切ない感じが好きですよ。
そんなに好きじゃない相手となんとなくそういう関係になって、子どもができちゃって・・・・。
女の子のことを本当に好きだったら、もっと違う結果になったのにっていう後悔。
だから、今度誰かと付き合うときは、本当に好きになってから付き合いたい。
この発想は、PTA目線から言ってもよい解答です。
大人な作者が、子どもの読者に伝えたいところかなと思いました。
本当に好きになってくれそうでよかったねえ。
コマがでかくて、言葉が少ないんであっという間に読み終わってしまうんですが、今回初めて、コマ割りとか見せ方とかよく考えてるなあと思いました。
映画を観てるみたいというかね。
空気感で伝えたいんだろうなあと思いましたよ。
で、伝わるものがありましたよ。
★★★★
17 3
![]() | 17(じゅうなな) 3 (講談社コミックスフレンド) (2009/07/13) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
詩歌がまっすぐでいいですね。
まっすぐだけど、嫌味がない。
恵もだんだん心を許していく。
中学時代の彼女を妊娠させてしまったということに大きな罪悪感を持っているのが、やっとわかりました。
やっぱり桜井さんは、ませた子どもたち向けですね。
昔でいう松本美緒さん路線?とか思ったりしますが、どうでしょうか。
それにしてもコマがでかい。
あっという間に読み終わったわ。
★★★
17 1~2
![]() | 17(じゅうなな) 1 (講談社コミックスフレンド) (2008/09/12) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
ふらりと立ち読みしたフレンドで、その回がなかなかおもしろい展開だったので、レンタルしてきました。
高校生活最後の一年間のお話、とわざわざ最初に言ってるのもあって、しょっぱなから進路というその年代にとってでっかい難題をふりかける。
やりたいことが見えている人、まったく見えない人、その温度差。
4年間付き合っていたという二人が別れる理由づけはばっちり。
最初の2巻でヒロインの過去を清算。
このあと、ヒーローの過去を清算して、二人の今後かな。
また、男の子がくら~い過去を背負ってそうで、気になる。
厄介そうな男ですよ。
桜井さんのマンガの子たちは、派手系の子が多くてね。
どんだけ耳に穴あいてるんかね?
中学時代からもうピアスあけるんかね?
おばちゃんにはついていけないよ・・・・、と思ってしまいますけれどね。
そんなに生き急がなくても大丈夫なのよ!とね。
ま、その部分に共感を持つ子も多いんでしょうねえ。
別冊フレンド、なかなかあなどりがたし。
★★★
minima! 全4巻
![]() | minima! 1 (講談社コミックスフレンド B) (2006/12/13) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
ぬいぐるみがしゃべるところから始まります。
そんな信じられないことを通して、内気な女の子が成長していく物語。
ぬいぐるみがしゃべるってことは、ファンタジーなわけで、大人には物足りないですが、小中高生が読んだらいいんじゃないかなあと思いました。
ぬいぐるみでも飴ひとつでも、どんなものにでも心はあるかもしれない。
だから、ものを大切にしよう!みたいなね。
それに加えて、周りをよくみてごらん、自分のために動いてくれてる人がいることに気がつくよ!というようなメッセージを感じましたねえ。
読んでいると思われる読者年齢層に伝えたいこと、そういうものがはっきりしているところがよかったです。
★★★
H-エイチ- 全6巻
![]() | H-エイチ- 6 (講談社コミックスフレンド B) (2005/12/13) 桜井 まちこ 商品詳細を見る |
もういっちょ桜井さん。
教師だけど副業でホストもやってる男と親が忙しくてかまってもらえなくて寂しい女の子。
ホストをやってても浮ついた感じがなくて、むしろ、くら~い感じです。
キズ付いてる子ばっかりで、疲れたわ。
表面上切なげに描くのがうまいですよ。
だから、満足です。
おばちゃんの心にはそんなに響かないけど、今苦しい想いをしていると錯覚している思春期の若者には響くのかもしれません。
ただ、ループ感があって、きっと人気があって伸ばしたんだろうなあと思いましたねえ。
先生と生徒ならではの定番展開がなくて、そこは新鮮でしたね。
まあ、なんせホストやってるぐらいだから。
最後の最後に先生の両親が亡くなってるってことがわかって、あんなに閉じてる理由もなんとなくわかるし、二人手をつないでHというのもよかったですね。
アルファベットがかっこいいというのはよくわかんなかったです。
★★★